今日は大真面目にお話しよう。

また今年も暑いのだろう

8月6日は、こちら広島に原子爆弾が投下された日。
2014年の今年で69回目だ。

被爆体験と、その当時の記憶を持つ方は70歳を超える。
時々、平和記念公園を通るが、語り部さんの老齢化は著しい。

ある日のこと、公園を横切って街へを出ようとしたところで信号待ち。
歩車分離式の信号で、目の前を横切る車道が青という状況。
信号が変わり、今度はもう一方の自分が進む方向の車道が青に。

ようやく横断歩道が青信号になり、歩行者と自転車が渡っていく。
そこで、修学旅行の中学生に話をしていた語り部さんがひと言。

「最近は原爆の話もなんだが、交通ルールも説かんといけんとは...」

そう、横断歩道は歩行者が渡るもの。
自転車は車道の信号が青の時点で渡っていないといけなかった。

「自転車は車じゃけぇ、歩道を渡りよったらいけんのんよ...」

明らかに「語り部」の範疇を超えており、こちらも心中察する次第。

不謹慎ではあるが、語り部さんも永遠に語り続ける訳ではない。
どこかで誰かがバトンタッチすることになるだろう。
果たして体験のない世代が上手く引き継げるものだろうか? 

ずっと広島で生きてきて、事あるごとに平和教育を受けてきた
...それでも代わりを務められそうにない。
これは自分に限ったことではないだろう。

原爆投下から日が経つにつれ、益々そうなることは間違いない。 

しかし、原爆投下は「知らない」では済まされない事実。 
自分なりの史実を歪めない伝え方になるのだろうか。

あの一件以降、そう言った思いがどこかで巡るものだ。

午前8時15分...もし、お時間許す方は黙祷を。
そして、その地に赴かれる方は、どうか
「祈念」という思いを抱いていただけるとありがたい。